処遇改善加算は残業代に含める?~違反の多いポイントを解説~
1.はじめに 介護事業において支給される「処遇改善加算手当」について、割増賃金(いわゆる残業代)の計算に含めていないケースが見受けられています。 2026年4月の報道では、神奈川労働局がこの点について注意喚起を強化する方針を示しました。 本記事では、処遇改善加算と割増賃金の関係について、基礎的な考え方と実務上の注意点を整理します。 2.処遇改善加算をめぐる違反の実態 神奈川労働局によると、社会福祉施設への是正勧告の中で、 割増賃金に関する違反が上位に位置している とされています。 特に目立ったのが、 👉「 処遇改善加算に基づく手当を割増賃金の基礎に含めていないケース 」です。 ■なぜ誤りが起きているのか 違反の背景として、次のような認識になっている可能性があるとされています。 「国からの加算金で支払われているため対象外」と考えている。 →割増賃金の単価計算から除外できる「臨時に支払われた賃金」と誤解。 給与体系変更後も計算方法を見直していない。 👉これらが原因となり、誤った計算が行われている。 3.割増賃金の基礎となる賃金とは.
賢二 内藤
4 日前読了時間: 5分




